疲れたワーママにおすすめな本【ハーバードの人生を変える授業Ⅱ】

読書
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こんにちは。時短ワーママのらっこです。

らっこ
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ブログに遊びきてくださって、ありがとうございます!!

今日も家事に育児にお疲れさまです。

忙しい毎日に追われていると、ふとしたときに「疲れた、もうがんばれないかも」と思う瞬間ってありませんか?

私はワーママになって5年を迎えようとしている今も、2週間に1回のペースで「もうだめだ、疲れた、逃げたい」と思っています。

でも振り返ってみると、ワーママになりたての頃は、どん底気分のときから回復するのに1週間くらいかかっていたんですが、

最近では凹んでから半日くらいで復活できるようになってきました。

この数年間、両親の手も借りられず、夫の協力も期待できないなかで、

「ワンオペワーママとして、どうしたら心身ともに倒れずに生活していけるか?」という課題にた大して、

100冊以上の本を読み、実践できるところを実践してきた結果が、少しずつ出てきているのかなと思っています。

そんなワンオペワーママとして読んでみてよかった本、参考になった本を紹介していきます。

今日は「疲れたなあ」と思ったときに読む本です。

私が「疲れたなあ」と思ったときに読む本

私が「疲れたなあ」と思ったときに読むのは、この本です。

ハーバードの人生を変える授業シリーズの『次の2つから生きたい人生を選びなさい』という本。

著者はタル・ベン・シャハー。

ハーバード大学で受け持った授業で最大の人気を博した 哲学と心理学の専門家で、『ニューヨークタイムズ』他でも絶賛されている方だそう。

この本には、全部で101個の2択の質問が出てきます。

それぞれの選択肢は簡単で、答えは誰にでもわかります。

でも「実践するのはむずかしい」選択肢なんです。

たとえばQuestion1の選択肢は、これです。

A : ただ生きる

B:選択して生きる

充実した人生を過ごしたいと思ったら、答えは自然とBになるのではないでしょうか。

こうしてわかりやすく2択の選択肢で出されたら、答えはBだとわかります。

ですが、忙しい毎日の中で、どれほどこの「選択して生きる」を意識して生活できているか?と聞かれたら、「毎日やってるよ!」とは胸を張って言えなかったりします。

この本には、そんな感じの人生において大切だけど忘れがちなことがたくさん書かれています。

仕事で嫌なことがあって頭に血が上っているとき、育児が思うようにいかないとき、なんだかうまくいかないなあと思うときなど、

ふてくされそうになってしまうときに繰り返し読み返したくなる言葉がたくさん書いてあります。

101個の質問の中で、私がワーママとして「これは大切だな」「忘れがちだけど、忘れたくないな」と感じた選択肢を書いていきます。

何度も読みたくなる質問3つ

エネルギー切れのまま走るか、エネルギーを補充するか

ここでいう「エネルギー」は、心と体の両方を指しています。

毎日の生活のなかで「体力の回復」は意識していても、意外と「心のエネルギーの回復」は見過ごしがちではなんじゃないかなと思います。

ワーママの一番の敵は、心の疲れです。

体の疲れに比べて心の疲れは気づきにくいからです。

気が付くと心が折れる直前だったり、なんなら心がポキッと折れてしまったあとに初めて自分が疲れていたことに気づいたりします。

あなたを満たしてくれるものは何ですか?

何をしたら、本来の自分に戻れますか?

ぜひ充電する時間を取って、心のエネルギーを取り戻してください。

疲れたなあ、と思うときは、身体はもちろん、心にも疲れがたまっているしるし。

だから心が疲れ切って折れてしまう前に、いつもの自分に戻れる、心がほっとできる時間を取ろう。

忙しい毎日で見失いそうになっている「自分の心の状態」について気づかせてくれる、大切な言葉です。

より多くを引き受けるか、人生をシンプルにするか

著者曰く、「量は質に影響を及ぼす」そうです。

いくら自分を幸せにしてくれそうな「よいこと」でも、多すぎると人生全体では不幸せになってしまう。

喜びが苦痛に変わってしまう境界線が、なにごとにもあるとのことです。

ただでさえ世界はどんどん複雑になっていて、寝ても覚めても情報ばかりが入ってきて、モノもあふれていて。

生きているだけでどこかプレッシャーを感じる毎日の中では、「生きているだけでお腹いっぱい」な人が多いのではないでしょうか。

少なくとも私はもう毎日頭がパンクしそうだし、色々なことにお腹いっぱいです。

著者が言う「人が幸せを幸せと感じるヒント」は、ものごとの量を減らすこと。

するべきことの量を減らすこと。

つまりは生活をシンプルにすること。

どうすれば忙しさを抑えることができますか。

生活をシンプルにするにはどうすればよいでしょうか。

より多くするのではなく、より少なくすることを実践してください。

「生活の中に余白がある」くらいが、幸せを感じるにはちょうどいいんだろうなと、ハッと我に返らせてくれる言葉です。

気が付くと毎日がやらなければいけないこととやりたいことであふれていて、24時間ではとても足りない!と思ってしまいがち。

だけど人生をシンプルにするために、「自分が本当にやりたいことはなんだろう?」と自問自答することが、自分の幸せに近づくためのヒントなんだろうと思います。

今でもまだ気が付くとやることに追われてアタフタしていますが、ときどきは生活を見直して「シンプルに生きる」をやっていきたいと思います。

「完璧」にこだわるか、適度なところでよしとするか

現代に生きる私たちのほとんどは、祖父母の時代よりもずっと多くの選択肢を手にしています。

どこに住むか、何を勉強するか、どこで働くか(中略)など、私たちは選択することができます。

(中略)多いことがつねにいいとは限りません。何でも豊富にある世界では、選択する機会を前にして延々と考え込んでしまったり、かえって後悔や不満が生まれたりします。

今日の食事に困ることがないというだけで、100年前の人に比べたら幸せなはずなのに、

気づけば今日も自分と誰かを比較して、羨んだり、凹んだり、怒ったり、優越感に浸ったり。

そんな毎日を繰り返している自分に気づきます。

著者の言葉を借りれば、そんな世界の中で私たちが幸せに生きるためのヒントは、

「いまあるものに満足する」こと。

上を見たらきりがないし、完璧を目指したら終わりがありません。

ここでいう「適度」っていうのは、決して諦めみたいなものではなくて、

自分が持っていないもののことを考えてブルーな気持ちになるのではなく、

自分が持っているものをありがたいと思おう、ということ。

そういう思考を持てると「幸せ」が近づいてくる。

疲れ切ってやさぐれかけているときの自分の心に「グサッ」とくるフレーズです。

疲れてしまっているときに限って、身近なものや身近な人に感謝できなかったりするんですよね。

そんな自分を戒めて、いま目の前にある幸せを大切にしようと思わせてくれます。

以上、折に触れて何度も読み返している質問3つを厳選して載せてみました。

気が付くと自分を追い詰めてしまう性格の私は、この本を読んで、すこし肩の荷がおりた気がしました。

もう2年ほど繰り返し読んでいるので、内容を覚えてしまっている部分も多いのですが、ずっと手元に置いておきたいバイブルのような一冊です。

忙しい毎日に追われて、誰かからの客観的な質問が欲しいなと思ったらぜひ読んでみてください。

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