こんにちは。 1人目も2人目も切迫だったワーママらっこです。
2人目切迫レポはこちら。
こちらは独断と偏見による「切迫の人に言わないほうがいいと思う言葉」についての記事です。
私が育児記録用として書いているアメブロでこの記事を書いたところ、なんとアメトピに取り上げていただき、わりと反響をいただけました。
より多くの人に届けたいので、ほぼ同じ内容になりますが、こちらのブログでも紹介します。
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切迫流産、切迫早産で長く安静生活を強いられている妊婦は、毎日まいにち、不安や恐怖と戦いながら、長い一日を過ごしています。
そんな日々を送るなかで、まったく悪気なく発してくる知人や友人、家族からの言葉に心を乱されたりする現状があります。
相手に悪気はないんです。
むしろ、よかれと思って言ってくれてるってわかるんです。
だからこそ辛いの。受け止めて消化するしかなくて。
けど、少なからずモヤモヤはすると思うんですよね。。
多くの場合、その言葉を発している側の人は、受け手がそんな風に思ってるなんて想像すらしてないと思うんです。
そんなわけで。 自分が切迫妊婦だからこそ思う、 切迫安静中の人に言わない方がいいと思う言葉 (少なくとも私は言ってほしくない言葉) と、その理由 をつらつらと書いていきます。
※独断と偏見を多分に含みます。
そして切迫妊婦さんの全員が全員、こう思っているわけではないと思います。
けど、こういう話って、あまり面と向かって言うことはないと思うからこそ、 切迫じゃない人には「切迫の人はそう捉える可能性があるのか〜」くらいに思ってもらえたら嬉しいです。
① 大丈夫?
はい、まずコレ。
私はこれ、辛かったです。
「大丈夫?」の何がダメなのかピンと来ない人もいると思うので説明します。
切迫の人は、 「大丈夫かどうかはこっちが知りてえよ」 と思っているのです。
切迫流産、切迫早産って、簡単に言うと、妊娠週数がまだ早いのに産まれそうになってしまっている状態なわけです。
子宮頸管が短くなっていたり、子宮口が柔らかくなってしまっていたり、子宮口が開いてきてしまっていたり、、、
症状は妊婦さんそれぞれ違いますが、自分の目に見えない身体の内部が、自分の意思に反して勝手に悪化していってしまっている状態なわけです。
今どんな状態かわかるのは、医師による内診やエコーのときだけ。
だから診察していないときに、どのくらい進行してしまっているか、を切迫妊婦はとても気にしているし、 常に「頸管が短くなっていたらどうしよう」「子宮口が開いてきてしまったらどうしよう」「破水してしまったらどうしよう」と不安でいっぱいなわけです。
それでね、人にもよるけど、切迫早産になると、そんな不安な日々がですよ、長いと数ヶ月にわたって続くんです。
数日じゃなくて、数ヶ月です。
数ヶ月ってたった3文字だけど、体感してみるとものすごい長さなんです。気が遠くなるくらいの。
そんな日々を過ごしているときに「大丈夫?」って聞かれても。
こっちが知りたいわ
だし、
大丈夫ではないけど、まだ産まれてはない
くらいしか言えないよね。本音では。
でももちろん大人としての人付き合いというものがあるので、実際に大丈夫?って聞かれたら当たり障りなく返事はします。
でも、ただでさえ毎日不安と恐怖と戦いながら、心の糸をピーンと張った状態で、気が狂いそうに長い一日を過ごしているんだから、
頼むから心を乱すことを言ってくれるなよ と思います。
類似ワードで「体調どう?」もあります。
私は同じ理由で「体調どう?」と聞かれるのも困ります。。
② ゆっくり休んでね!
次はこれ。
個人的には「大丈夫?」ほどは心を乱されないけど(これを禁句にすると何もかける言葉がなくなってしまうと思うから) 言われすぎると辛いものがありますね。
切迫妊婦は、もう「ゆっくりし飽きてる」のです。
もう十分ゆっくりし過ぎて、自由に散歩したいし、髪も切りに行きたいし、スタバでお茶会したいし、プラプラと買い物に行きたいのです。
なんなら忙しく動き回りたいのです。
毎日毎日、安静にって言われて横になって、SNS見たり映画見たり読書したりしてなんとか時間を潰して、 産まれてもよい時期がくるのをひたすらに待ち続けているわけ。
一日でも長くお腹の中にいてねって願いながら。
特に入院していたら制限も増える。
点滴もあるし、副作用もあるし、大部屋なら同室の人のストレスだってある。
身体は横になっているけど、本当の意味で、余暇みたいにゆっくり休めるわけでもないのよね。
しかも今はコロナで面会禁止のところも多いから、今年入院してる切迫さんは通常時とは比べものにならないくらいしんどいと思う。
そういうのも全部合わせて、 安静生活なんてお腹いっぱいです って人が多いんじゃないでしょうか。
まあ、それでも言った側に悪気はないとわかるので、ありがとうと返すしかないけど、、、
「ゆっくり休んでね」は、あまり言われまくるのはしんどい言葉かな〜と思います。
ちなみに、類似ワードに「休めるのは今のうちだからゆっくりしてね!」もあります。
これを言うのは経産婦さんが多いと思う。
休めるのは今のうちって、間違いなく事実なんだけど、ちょっとタチが悪い。
切迫の人は、 産まれたら大変になるのなんてわかってるけど、それでも、早く産まれてもいい時期になって産みたい と思ってるから。
産院の中で聞こえてくる赤ちゃんの泣き声を聞きながら、いいなあ~ って思ってるから。
だから個人的には、あえて産後の忙しさと対比してくれるな・・お願いだ・・と思う派です。
③ ◯ヶ月後には笑い話になってるから頑張って!
最後はコレ。
これはマジでやめてほしい。
禁句扱いにしてほしい。
私はこの言葉を上の子のときも今回も言われて、「は?」ってなりました。
いや、励まそうと思って言ってくれてるのはわかる。 だから感謝はしたいと思う。
でもその感謝の気持ちを上回るくらいのハテナ??が浮かぶわけです。
現代の医学を持ってしても切迫は安静しか手がないわけなんですよ。
手を尽くしても無事に産まれてくれるかはわからない。
そういう恐怖と毎日戦ってるわけです。
数ヶ月には笑い話になってるって、無事に産まれてる前提の言葉だと思うけど、
何を根拠に???
だし、
無事に産まれたとしても絶対に笑い話にはならない
ですね。経験上。
ものごとには、経験者しか言ってはいけない言葉ってあるし、経験者でも言ってはいけない言葉もあります。
これは後者にあたる言葉だと私は思ってます。
妊娠の経過は人それぞれ違うし、同じ人でも妊娠のたびに状況は変わるから。
一日一日を耐えてる切迫妊婦に、「笑い話になるよ」なんて、軽々しく言って欲しくない。
責任も取れないのに。
以上、切迫の人に言わない方がいいと思う言葉3つでした。
じゃあ、なんて言えばいいんだよ! って感じですかね。
正直わかりません!!!!
受け手にもよるし、
相手との関係性にもよるので。。
さらに切迫妊婦のメンタルはかなり上下するので、元気なときには平気な言葉でも、元気ないとき(たとえば診察結果が悪かったとか)には刃のように刺さったりするからね。
あくまで私の場合はですが、そっとしておいてほしいです。
聞いてほしかったら話しかけるから、話しかけるまでは放っておいてほしいかな。
今はブログやSNSで同じ環境の人を見つけやすいから、仲間がいるので、あえて同じ環境じゃない人と関わりたいとは思いません。
不安な毎日と戦うだけで精一杯だから、心を乱す要素はできるだけなくしたい。
あえて言葉をかけてもらうなら「お大事に!」くらいが気楽でいいです。
以上、独断と偏見による「切迫の人に言わないほうがいいと思う言葉」についての記事でした。
いま切迫で苦しむ人、周りに切迫の人がいてなんて声をかけたらいいかわからない人の参考になれば嬉しいです。
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