「新しい靴で出かけたら、靴擦れしちゃった!応急処置はどうしたらいい?」
「かわいい靴を履きたいけど、靴擦れするのが怖い…」
「靴擦れは新しい靴にはつきもの。血を流しながら耐えて慣れていくものだと諦めてる…」
この記事をご覧いただいているということは、現在、こういった悩みを抱えていませんか?
靴擦れって、どんなに気を付けていても、気が付くとできてしまっているものですよね。
靴は毎日の生活で必ず履くものだからこそ、靴擦れに悩む方は多いのではないでしょうか?
特に、
- お仕事でヒールのあるパンプスを履かなければいけない女性
- 職場や学校で指定の靴があるけど足に合わない方
など、靴にまつわる悩みは深いです。
今回は、ワーママのらっこが、靴に関する本を読み漁り、看護師の母に聞き、靴の専門家にインタビューまでさせてもらって、
徹底的に研究した「靴擦れの原因と対処法&予防法」をお伝えしていきます。
最後まで読んでいただければ、これまでずっと悩んでこられた靴擦れの原因と対策について理解できますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
「今まさに靴擦れで辛い!すぐ対処法を知りたい!」という方は、「2.靴擦れができてしまったときの対処法5選」をご覧ください。
靴擦れの2大原因!
①新しい靴を履いたとき
②足の形に合わない靴を履いているとき
靴擦れの原因は、大きく分けて2種類。
「新しい靴を履いたとき」「足の形に合わない靴を履いているとき」です。
靴擦れは、靴と足の皮膚がこすれたときに起こる、皮膚の炎症反応です。
初期はこすれている箇所が赤くなる程度ですが、ひどくなると水ぶくれができ、最終的には水ぶくれが潰れて皮がむけてしまいます。
そんな靴擦れの原因について、詳しく説明していきますね。
新しい靴を履いたとき
あなたがいちばん靴擦れしやすいのは、新しく靴をおろしたときや、まだ慣れていない靴を長時間履いたときではありませんか?
作られたばかりの新しい靴は、素材もまだ固いままの状態です。
新しい靴をいきなり長時間にわたって履くと、まだ固い靴と足の皮膚がこすれて、靴擦れができやすくなります。
室内での数分の試し履きで「この靴は痛くならなさそう!」と思っても、いきなり外で長時間履こうとするのはキケンです。
新しい靴を履くときには、慣らし履きが必要です。
丸一日履く前に、まずは近場へのお散歩で履いて、靴を慣らしていきましょう。
最初は10分、慣れてきたら30分~1時間と、少しずつ時間を伸ばしていくのがいいですよ。
靴が足に馴染んてきて、1時間、2時間歩いてもへっちゃら!という段階になってはじめて、丸一日のお出かけに履くのをおすすめします。
足の形に合わない靴を履いているとき
「靴擦れがおきるのは、靴のサイズが小さいとき」だと思っていませんか?
実はその逆。靴擦れは「靴のサイズが大きいときになりやすい」んです。
なぜなら、靴が大きいと靴の中で足が動いてしまうので、摩擦が起こりやすくなるから。
靴擦れしたくなかったら、足の形、サイズに合った靴を選ぶことが大切です。
詳しくは「4.靴擦れしたくない!おすすめ予防法5選」で説明していますので、参考にしてくださいね。
靴擦れができてしまったときの対処法5選
「外出先で靴擦れができちゃった!ひどくなる前にできることはある?」
「靴擦れしたけど、買い物に行く時間がない… 家にあるものでなんとかできない?」
こんなふうにお悩みの方のために、靴擦れの対処法を5つまとめました。
上から「靴擦れの炎症が軽い」順での対処法になっていますので、参考にしてみてください。
①ワセリンを塗る
「少し足に違和感がある」「このままだと靴擦れになりそう」というときには、違和感が気になる箇所にワセリンを塗りましょう。
ワセリンを塗ると靴と皮膚のすべりが良くなって摩擦を減らすことができるので、靴擦れが悪化するのを防げます。
ワセリンはいろいろ種類がありますが、靴擦れ対策で足に塗るなら、粘度の高いもの(サラサラしていないもの)がおすすめです。
ワセリンがないときにはリップクリームやハンドクリームなどでも代用できます。
でも本来の使い方ではないので、あくまでも応急処置にとどめるようにしてくださいね。
ただ、既に皮がむけてしまっているなど、ひどい靴擦れのときには逆効果になってしまう恐れがあるので、ワセリンは塗らないようにしてください。
まだ皮膚の炎症がない段階で、靴擦れの悪化を防ぐために使いましょう。
②靴下やストッキングを履く
「少し足に違和感がある」「このままだと靴擦れになりそう」というときには、靴下やストッキングを履くのもおすすめです。
靴と皮膚の摩擦を減らす効果が期待できます。
ただ、①ワセリンと同じように、既に靴擦れで皮がむけてしまっているときなどは逆効果になる恐れがあります。
まだ炎症がない段階で悪化を防ぐために履くのがよいでしょう。
③絆創膏を貼る
「靴擦れの箇所から血が出てきてしまった」「皮がむけてしまっている」など、靴擦れがひどくなってきてしまったときには絆創膏を貼りましょう。
絆創膏は、靴擦れがまだひどくなっていない段階で、悪化を防ぐために貼るのも効果的です。
ただ、普通の絆創膏は粘着力が弱めなので、歩いているうちに剥がれてきてしまいやすいです。
できれば靴擦れ専用の絆創膏の使用がおすすめです。
靴擦れ専用の絆創膏は、ドラッグストアやスーパー、一部のコンビニで購入できますよ。
(詳細は3.靴擦れ対策グッズはどこで買える?をご覧ください)
普通の絆創膏しかない場合は、絆創膏の上からテーピングを貼って剥がれにくくするのもよいでしょう。
「テーピングなんて持ってないよ!」という場合は、絆創膏の貼り方を工夫すれば少し剥がれにくくできます。
かかとに貼る場合
絆創膏を2枚使って、クロスさせて貼ってみてください。
1枚で貼るよりも剥がれにくくなりますし、クロスさせている箇所が二重になるぶん厚くなって保護効果が増します。
指に貼る場合
ハサミで絆創膏に切れ目を入れて、指に沿うように貼り付けます。そのまま絆創膏を貼るよりも剥がれにくくなりますよ。
また、靴擦れの傷が大きくなってきてしまうと「普通のサイズの絆創膏だと患部を覆いきれない」なんてこともありますよね。
そんなときは2枚の絆創膏を縦にくっつけて貼ると患部を保護する部分の面積が大きくなるのでオススメですよ。
④ラップや袋を痛い箇所に差し込む
絆創膏を貼っても、すでに皮がむけていたりすると歩くだけでも痛いですよね。
そんなときは、ラップや袋を痛い箇所に差し込んでみてください。すべりが良くなって痛みが軽減されます。
ハサミとテープがあれば、ラップや袋をちょうどよいサイズに切って、靴の内側に貼り付けておくといいですよ。
外出先で、ハサミもテープもない!というときには、とにかくすべりの良いものを靴の痛いところに挟んでおきましょう。
見栄えは悪いですが、皮がむけているレベルの靴擦れができてしまった人はもう見た目を気にしている場合じゃないはず。
「いま以上に悪化させない」ことを最優先にして、この場をしのぎましょう。
⑤病院に行く
ひどい靴擦れになってしまった場合には、病院に行きましょう。
ただ「どのくらいひどい靴擦れだったら、病院に行ったほうがいいのかな?」と、いまいち基準がわからないですよね?
そんな方のために、らっこの継母・看護師歴40年以上のレイコに病院受診の目安を聞いてみました。
こんにちは。看護師のレイコです。
靴擦れの受診の目安としては、
基本的に「皮がむけている程度」なら、市販の靴擦れ専用絆創膏を貼って様子見でいいかなと思います。
ただし、滲出液(しんしゅつえき)が多くて、頻繁に絆創膏を変えないといけないくらいの状態だったら病院をを受診したほうがよいです。
感染リスクが高くなるので。
ただし受診して傷が治っても、靴擦れする環境を改善しないと意味がないから注意してね。
靴擦れしにくい靴を買うとか、靴擦れ予防グッ ズを買うなどの工夫が必要です。
看護師の感覚での受診の目安はこんな感じです!
ただ、基本的には「あなた個人の感覚」を基準にして受診するのをおすすめします。
「痛くて歩くのにも支障がある」とか「なんだか心配」という気持ちがあるなら、受診して安心した方がいいと思います。
以上、ここまで靴擦れができてしまったときの対処法をまとめてきました。
続いて、靴擦れ対策グッズが買える場所をご紹介していきますね。
前提として、当然ながら、靴擦れしたときの対策グッズを買うならドラッグストアがおすすめです。
でもここでは、あえてそれ以外のお店から紹介していきます。
ドラッグストアが開いていないときに、まずどこに行くのがいいか?を知っておくのが大事だと思うからです。
だって、靴擦れを起こして瀕死なときに、無駄に歩きたくないじゃないですか??
ではまとめていきます!
靴擦れ対策グッズはどこで買える?
①コンビニ
深夜や早朝にも行きやすいのがコンビニですよね。
普通の絆創膏なら、コンビニに行けばほぼ間違いなく手に入るでしょう。
ストッキング、靴下、リップ、ハンドクリームも手に入ります。
コンビニによっては靴擦れ専用の絆創膏が置いてあることもあります。
首都圏のコンビニを巡ってみたところでは、駅前のコンビニには、靴擦れ専用の絆創膏が置いてあることが多いです。
ただ品揃えは店舗によるので、あまり期待しすぎないほうがよいですが。。駅前のコンビニなら見てみる価値はあります。
私がこれまでリサーチしたなかでは、駅前のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンには売っていました。
でも、車で来る人が多い感じのコンビニには置いていなかったことが多かったです。行ってみるなら駅前のコンビニかな、と思います。
②100均
100均には、靴擦れ専用の絆創膏はありませんでした。
ですが、一般的なサイズの絆創膏はもちろん、少し大きめの絆創膏やガーゼ、テーピングも売っていますし、靴下やストッキングも買えます。
コンビニよりは選択肢が多い可能性が高いので、近くにドラッグストアがなければ、100均に行ってみるのもよいでしょう。
③スーパー
意外と見落としがちなのが、スーパーではないでしょうか。
スーパーにも靴擦れ専用の絆創膏が売っています。
歯ブラシとかティッシュがある生活用品売り場のあたりに、絆創膏がまとまって置いてあるはず。
ちなみに普通サイズの絆創膏はもちろん、少し大きめの絆創膏やガーゼ、テーピングも売っていますし、靴下やストッキングも買えます。
100均かスーパーで迷うなら、スーパーに行くのをおすすめします。
わりと深夜までやっているスーパーも多いから、コンビニの前にスーパーを見てみてもよいかもしれません。
④ドラッグストア
ドラッグストアは、靴擦れ対策グッズの品揃えが豊富です。
靴擦れ対策グッズを買いに行くなら、ドラッグストアを一番におすすめします。
バンドエイド®のキズパワーパッド™など、靴擦れ専用の絆創膏も置いてあるので心強いでしょう。
靴擦れ対策品は、絆創膏売り場か、フットケア用品売り場(ストッキングなどの売り場)に置いてあることが多いです。
ワセリンはボディクリーム売り場に置いてあることが多いですよ。
ちなみにワセリンのイチオシは、ユニリーバのヴァセリンです。
ヴァセリンは粘度が高いので、靴や服を汚しにくいのがおすすめポイント。
赤ちゃんから大人まで、唇から足まで全身に使えます。
もともとは乾燥が気になるところに塗るボディクリームなので、お守りがわりにバッグの中に入れておくと安心ですよ。
いちばん小さいサイズの40gは軽いので持ち運びに最適です。
ネットで買うなら、5.靴擦れ予防グッズはどこで買える?おすすめ商品はこれ!をご覧くださいね。
以上、靴擦れができてしまったときの対処法と、靴擦れ対策品が売っている場所のまとめでした。
ここからは靴擦れを予防するための方法を紹介していきますね。
靴擦れしたくない!おすすめ予防法5選
①足に合った靴を履く
靴擦れの2大原因!のところでも説明した通り、靴擦れの原因は靴が足の形に合っていないこと。
特に、靴のサイズが大きすぎて靴擦れになることが多いです。
靴のサイズ、いつも「なんとなく」とか「たぶん23cm」とかで選んでいませんか?
靴のサイズ選びは、語り切れないほど奥が深い世界です。
すべてを説明すると長くなりすぎるので、ここではポイントだけ説明します。
まず。ご存知でしたか?
そもそも、スニーカーとパンプスでは、靴のサイズの測り方が違うんです。
スニーカーとパンプスのサイズの違い
スニーカーの23cmは、「スニーカー自体の大きさが23cm」です。(専門用語で「木型サイズ」といいます)
それに対して、パンプスの23cmは「足が23cmの人向け」に作られています。(専門用語で「足入れサイズ」といいます) なので、パンプス自体のサイズは24cm以上あります。
さらに、スニーカーでもパンプスでも、靴はつま先部分に約1cmの足が入らない部分があります。(捨て寸といいます)
つまり、23cmのスニーカーは、足のサイズが22cmの人向けということになります。
スニーカーを選ぶときは「実際の足のサイズより1cm大きいサイズを選ぶ」を基準にしたほうがいいですよ。
そして、パンプスを選ぶときには、実際の足のサイズを基準にして選びましょう。
実際の足のサイズが23cmなら、23cmのパンプスを選ぶのが基本です。
ただ、パンプスのサイズ選びは、実はかなり難しいんです。
選び方の注意点について全部を書くと長くなってしまうので、ここではポイントだけお伝えしますね。
パンプスの選び方のポイント
パンプスは、スニーカーのように靴紐で締めることができないぶん、自分の足にぴったりのサイズを見つけるのは大変です。
さらに、パンプスは足の長さに加えて、足の指の形や、足の幅、さらには足の甲の高さもふまえてサイズを選ぶ必要があります。
まず、足の形は大きく3種類あり、「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」に分けられます。
エジプト型は、親指(第一趾)が最も長いタイプ。
ギリシャ型は、人差し指(第二趾)が最も長いタイプ。
スクエア型は、5本の指の長さが同じタイプ。
また、足の幅(足囲、あるいはウィズといいます)はAからFまで、実に9段階もあります!
「足の長さは合っていても、幅があっていないから歩きにくくて、靴擦れしてしまう…」なんてこともよくありますので、
まずは一度、しっかりした靴屋さんで、シューフィッターさんに自分の足のサイズを測ってもらうのがおすすめです。
ちなみにパンプスを履いたときに、甲の部分に指が入らないくらいにピッタリしているのがサイズの合っている靴です。
ちなみに私は23cmのギリシャ型。足囲は21cmのBでした。
自分の足のサイズ、きちんと測ったことありますか?
ぜひ一度、測ってみてくださいね。
靴のサイズ選びの重要性、おわかりいただけたでしょうか。
ここまで読んできて、
「私のいま履いている靴、サイズが合っていないかも…」
と、お考えの方もいらっしゃるかもしれません。
でも、手持ちの靴のサイズが間違っていたとしても、手持ちの靴を一気に買い替えるのは現実的じゃないと思います。
だって、靴って、高いもん。
ということで、ここからは「手持ちの靴を履くとき」に、靴擦れを予防する方法をお伝えしていきます。
②ワセリンを塗る
「靴擦れができてしまったときの対処法」でもおすすめしたワセリンは、靴擦れ予防としてもおすすめです。
特に夏場にサンダルを履くときは、絆創膏やテーピングをしていると目立ってしまいますよね。
外出する前に、靴擦れしそうで心配な箇所に、あらかじめワセリンを塗っておきましょう。
かかとやストラップの当たる箇所に塗っておけば、靴と皮膚の摩擦が減るので、靴擦れが起こりにくくなります。
私、くるぶしソックスでVANSのスリッポンを履いている日は、ほぼ100%かかとが靴擦れしていました。
でも靴擦れ予防にかかとにワセリンを塗るようにしたら、靴擦れが起きなくなりました。簡単なので、ぜひやってみてほしいです!
③靴下やストッキングを履く
靴擦れ予防には、靴下やストッキングを履くのもおすすめです。靴と皮膚の摩擦を減らせるからです。
ただ手持ちの靴のサイズが大きすぎる場合は、ストッキングでは予防しきれない可能性もあります。
その場合は、厚めのタイツや靴下を履きましょう。
繰り返しになりますが、靴擦れの原因の多くが「靴が大きすぎること」です。
厚みのあるものを履くことで、靴と足の間のすき間を埋めることができて、歩きやすくなりますよ。
厚めのタイツや靴下を履いてもまだ靴が大きい場合には、次でご紹介するインソールと一緒に使うのが効果的です。
④靴ずれ予防の商品を使う
ここからは靴擦れ予防の商品をご紹介していきます。
足の形に合わせて靴の形を変えてあげることで、靴擦れしにくくなりますよ。
インソール
インソールには、大きく分けて2種類あります。
「足の形をしたタイプ」のインソールと、つま先用や土踏まず用などの「ポイント使い用」のインソールです。
「足の形をしたタイプ」のインソールは、足の形に合わないものを選んでしまうと、かえって靴擦れが起きやすくなります。
なので、できるだけ「ポイント使い用のインソール」を、靴擦れが起きそうな場所に合わせて選ぶことをおすすめします。
足の指の根本部分や、足の指に靴擦れができてしまう場合
⇒ハーフタイプのインソールを使いましょう。
足の指の根本部分や足の指に靴擦れができてしまうのは、靴のサイズが大きくて、足の指が靴の前のほうに滑っていってしまっているのが原因です。
ハーフタイプのインソールを靴の前部分に入れてあげることで、前に滑るのを止められますよ。
ハーフタイプのインソールのおすすめ商品はこちら⇒5.靴擦れ予防グッズはどこで買える?おすすめ商品はこれ!をご覧ください。
くるぶしに靴擦れができてしまう場合
⇒ジェルパッドを使いましょう。
靴のサイズは合っていても、「靴の深さ」が合っていない場合、くるぶしに靴擦れができることがあります。
その場合は、くるぶしの下部分にジェルパットを入れると、足の位置が上がってこすれにくくなります。
くるぶしの靴擦れ予防になりますので、試してみてくださいね。
シューストレッチャー
靴の幅が狭くて靴擦れが起きてしまう場合は、シューストレッチャーを使いましょう。
「靴の幅」を伸ばすことができます。特に、革靴などの固い靴を調整したいときにおすすめです。
ただし、横には伸ばせますが、縦には伸ばせないので注意が必要です。
⑤靴擦れ保護の商品を使う
靴擦れを防ぐための対策の順番としては、インソールやパッドなどを使って「靴自体を、靴擦れしにくい靴に変える」のがおすすめです。
ですが、靴への対策をしてもまだ靴擦れが起こってしまう場合は、自分の足に靴擦れ予防の対策をしましょう。
足の靴擦れしやすい箇所に、靴擦れ予防のテープをあらかじめ貼っておくのがおすすめです。
以上、靴擦れ予防対策のご紹介でした。
ここからは、靴擦れ予防グッズを買える場所をご紹介していきますね。
靴擦れ予防グッズはどこで買える?おすすめ商品はこれ!
①ドラッグストア
ドラッグストアでは、絆創膏系の靴擦れ予防グッズと、一部のインソールを買うことができます。
靴擦れ予防関連のグッズは、フットケア売り場(ストッキングや靴下などが置いてある場所)に置いてあることが多いので、見てみてくださいね。
イメージとしては、「靴擦れができてしまった後に貼る絆創膏」は、絆創膏売り場にあり、
「靴擦れができる前に、予防として貼る絆創膏」は、フットケア売り場にあることが多いです。
参考にしてみてくださいね。
②インターネット
ドラッグストアにも複数の種類の靴擦れ予防グッズが置いてありますが、残念ながら在庫切れのときもあります。
あらかじめ靴擦れ予防グッズを準備しておくなら、在庫切れのおそれのないインターネットでまとめて買っておくほうがよいでしょう。
絆創膏系でおすすめなのは、
バンドエイドの「マメ・靴擦れブロック」
半透明なので目立ちにくく、予防として貼るのにおすすめです。
プラスチックケースの中に商品が入っているので、持ち歩きにも便利。軽いのでお守り替わりに持ち歩くのもいいですよ。
ワセリンでおすすめなのは、ユニリーバのヴァセリン。
靴擦れ予防としても、靴擦れしそうなときの応急処置にも使える万能な一品。
粘度が高いので、靴や服を汚しにくいのがおすすめポイントです。そしてプチプラなのが嬉しいところ。
乾燥が気になる箇所のボディケアにも使えるので、もしまだ持っていないなら、ひとつ準備して、バッグの中に忍ばせておきましょう。
続いてはインソール。
インターネットは多くの種類から選べるのがいいけど、種類が多すぎて「どれを選べばいいの?」ってなりがちだし、試着が難しいぶん選びにくいですよね。
ここでは靴の専門家にうかがったオススメ品をご紹介してみます。
”靴を売らない靴屋”として、手持ちの靴を履きやすい靴に変えるためのオーダーメイド中敷きを販売されている『シューフィット神戸屋』の西村さんに、オンラインレクチャーをお願いして、おすすめの市販品インソールについてうかがいました。
サイズ調整をするためのインソールでおすすめなのが、
荒川産業の「プロフィットイン ハーフソール・クリアー」
・厚みが1.5mm / 2.0mm / 2.5mm / 3.5mmと豊富で、靴のゆるさに合わせて調整できるのがイチオシのポイント
・水洗い可能なので汚れてしまったり粘着力が落ちた場合は水洗いも可能
・クリアなタイプなので目立ちにくい。パンプスやサンダルなどにも抵抗なく使える
ちなみに荒川産業さんの公式サイトによれば、厚みの目安としては、以下とのことです。
1.5mmは、少しフィット感の足りない靴に
2.0mmは、フィット感が足りない靴に
2.5mmは、サイズがゆるめの靴に
3.5mmは、サイズがゆるく歩きにくい靴に
2.0mmはこちらです。
2.5mmはこちらです。
3.5mmはこちらです。
以上、靴擦れ予防としておすすめな商品でした。
まとめ
・靴擦れの原因は、新しい靴を履いているときと、足の形に合わない靴を履いているとき!
・靴擦れ対処法でおすすめなのは、軽傷のうちはワセリン、靴下&ストッキング。
皮がむけてきてしまってきたら絆創膏、すべりをよくするラップや袋など。最終的には病院を受診。
・靴擦れ予防に一番大事なのは「足の形に合った靴を履くこと」!!
・手持ちの靴で靴擦れを予防したいときは、靴擦れ予防対策グッズを使いましょう。
今回は、靴擦れの原因や対策についてまとめてみました。
靴擦れに悩んでいる方、かなり多いと思います。
原因を理解したうえで、正しい靴選びや靴擦れ対策方法を実践してみてくださいね。
★ここまでお読みくださりありがとうございました!
今回読んだ本の中でのイチオシはこちら↓ (この本が論理的でとてもわかりやすかったので、著者の西村さんにzoomレクチャーをお願いしたという経緯です)
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