こんにちは。
あと2か月で会社員を辞めるワーママのらっこです。
6月下旬に辞意を表明し、7月頭に会社と面談して、10月末目指しで退職することになりました。
会社と話してから実際の退職まで4か月ほど時間があり、今はそのうちの2か月が経過したことになります。
この2か月で色々な心境の変化があったので、記録として書き残していきたいと思います。
備忘録的な意味合いが強いですが、後先考えず辞めることにした人の心がどういう風に動いていったかというリアル体験が、これから会社を辞める人の参考(?)になれば幸いです。
退職を決めたときの私【会社編】怒り50%+現場の心配50%
「もう辞めるって言おう」と思ったときの私の心の中は、
・経営者への怒りが半分
・自分が辞めることでの現場メンバーの負担増への申し訳なさが半分
という感じでした。
「とにかく会社員を辞めたい」という気持ちが強かったので、あてはないけど「これからはフリーランスとして生きていこう」と思っていました。
退職を言い出してから辞めるまで4か月も取っていましたが、それ以降もできるだけ後任が見つかるまでは会社にいるつもりでした。
4か月では人を採用して引継ぎまで終えるのは難しいだろうと思っていたからです。
でも会社にはその思い(11月以降も週2~3日ならいてもいいと考えていること)は伝えず、現場メンバーのみにこっそり伝えていました。
もし会社側が現場に今後の人員体制を相談したときに、私に残ってほしいと言える雰囲気を残そうと思って、「もし人が採用できなかったら11月以降もいてもいいとは思っている」と現場メンバーにだけ伝えた感じです。
とはいえ、いずれにせよ退職の準備は必要なわけで。
人を採用できないとすると、私の仕事は入ってきたばかりの若手に引き継ぐことになるだろうと予想していました(実際そうなっています)
でも実際問題としてその若手ひとりでやりきるのは難しく、別の先輩メンバーのフォローが必要になる(かなりの負担が増える)ことがわかっていたので、
その人にためにも残ろうと思っていました。最初は。
あとは11月以降も現職での収入がある可能性を残すことで、不安に負けそうになる自分の心のバランスを取ろうとしたのもあります。いきなり収入ゼロになるのが怖かった。
でも2か月ほど経った頃に、時期を明確に決めなかったことが自分をモヤモヤさせていたことに気づきます。
これはまた後の方で書きます。
最初の1か月でやったことと、感じたこと【求職編】
退職することにして最初の1か月は、
求人サイトに登録したり、ココナラに登録して実際に仕事を受注していました。
辞めると決めてすぐの私は精神的にすごく疲れていて、求人への応募はできませんでした。
「頑張ります!」とイキイキと言えるテンションではなかったというか。
本音では今すぐ辞めたくて、でもお金のことや残るメンバーの負荷増を考えると簡単には辞められなくて、
でも週5で働き続けるのがしんどい・・・もう疲れた・・・という感情がぐるぐる回っていた感じだったので、
求人に応募する気力がなかった、というのが正直なところ。
その代わり「とりあえず副業的に、本業以外に仕事をしてみよう」と思って、ココナラで仕事を受けてみました。
この時期に実際に仕事として受けてみたのは、サイトのバナーデザインと営業資料作成でした。
初めての納品のときには心臓がバクバクして、満足してもらえるだろうかと不安になりまくりでした。
でも、なんと!初めて納品した相手が、納品後に追加でお支払いをしてくれたんです。チップみたいな感じで。
「自分のスキルで相手の期待を上回ることができたんだ」って感じて、すごく嬉しかったのを覚えています。
とはいえ稼げた金額としては安いです。ちょっといいランチ代くらい。
平常時の感覚だと「こんなに時間をかけてこの金額か・・・」っていうような感じだし、
現実的には「これで食べていくのはしんどいな」という感覚が強まっただけだったのですが笑
自分のスキルで本業以外に仕事を受けるという経験が初めてだったので、感動の方が強かったです。
これはこれでいい経験になりました。
世の中の全会社員に副業をおすすめしたい気持ちです。
★ココナラを使ってみてのリアルな感想はこちらから。
で、キャパが狭い私は週5で働いていると、副業をひとつ平行させるくらいが限界でした。
なので退職することにして最初の1か月は、ほぼ動いていません。
求人サイトに登録して案件を見始めて、ココナラに登録して実際に仕事を受注してみる。
最初の1か月はこんな感じで終わりました。
退職を決めて2ヶ月めの私【会社編】:怒り80%、自分との対話20%
会社との退職面談は、経営者が「10月末での退職は了解した。今後の人員体制を考える」と言って終わりました。
でもその後、1ヶ月経っても何も言われず、私はだんだんとイライラしてきました。
早いところ引き継ぎスケジュールを組みたかったのですが、、
そもそも後任を採用するつもりがあるのかないのかもわからないので、引き継ぎ準備も始められず。。(後任のスキルセットによって引き継ぐ粒度が変わるしね)
たまに面接をしていることは他メンバーから聞いていたのですが、いつまでに決まらなかったら引き継ぎをどうするのかみたいな未来が見えなかったことにストレスを感じていました。
有給消化も、有給日数をカウントして(過去半年のすべての勤怠もつけて)「消化の仕方を相談させてください」と連絡しても無視され続けていて、
「は???なんやこの会社」と思い始め、怒りのボルテージが上がっていきます。
いち社員が会社のために次の仕事も決めずに4ヶ月も前に退職を言い出していることに対して、その対応はフェアなのか???
そもそも、よく考えれば現職の年収にも不満があったのに、11月以降も週2〜3で働くとしたら、現在より時給が高くなるとは考えにくいです。
しかも11月以降も働くかもとなったら、私はいつから求人への応募を始めればいいんだ??
それに今の会社で働き続けるにしても、契約が1ヶ月更新だったら、突然「来月もう来なくていいです」となっても困る!…という現実的なことにようやく気づく。笑(遅!)
現場メンバーの負担を考えて、11月以降もできるだけいようと思っていたけど「自分の未来や収入を犠牲にして、そこまでする意味ある?」という感情が徐々に強まっていっていきました。
辞めると決めて1ヶ月ほど経った頃には「もう辞める。次の仕事を探そう。私は11月からはもういない!」と思うようになりました。
でもすぐにはそのことを現場メンバーには言えず。ずっとモヤモヤしていて、仕事へのモチベーションも低くて、そんな自分も嫌で、という時期が数週間続きました。
最終的に1ヶ月半くらい経ったところで吹っ切れて、会社とメンバーに有給消化計画を伝えて、引き継ぎ相手も無理やり決めてもらいました。
そして現場のメンバーに「私はもう11月からはいません」と宣言しました。
そしたら嘘みたいに気持ちがスッキリして、いきなり仕事のモチベーションも戻ってきました。
今は「残り2ヶ月で何をやり切れるか?」という前向きな気持ちでいられています。
私は自分がイライラしていたのは「引き継ぎ相手や有給消化スケジュールを決められないこと」だと感じていたのですが、
一番のイライラは「自分が終わりをはっきりと宣言していないこと」が原因だったのだと気づきました。
他人は関係ない。完全に自分のなかの問題だった。
辞めると決めたとき、よかれと思って退職時期を曖昧にしたのは誰のためにもよくなかったんだなと学びました。
忙しい職場で自分が抜けることで負荷がかかる人に申し訳なさを感じてしまったけど、そこはもうドライに割り切るしかないんだね。これは教訓にしたい。
2か月目でやったこと、感じたこと【求職編】
1か月ほど副業にトライしているうちに、実は「週5で働き続けてもいいかな?」った思い始めた自分がいました。
これにはいくつか理由があって、
ひとつめは、単純にやっぱり不安になってきたこと。
正社員でいた方が収入が安定するし、リモートできるなら週5正社員でもいいかな…?と思ったりしていました。(わかってたことじゃん!この辺がもうブレブレ。笑)
あと求人を見たりカジュアル面談をするなかで、「業務委託で受けられる仕事と、正社員としてできる仕事には差があるな」と感じるようになっていたのも理由のひとつ。
あと、いくつかのエージェントに経歴だけ登録していたら、ちょいちょい週5正社員のスカウトが来て、なかには面白そうな仕事もあったりして。
とりあえず話だけ聞いてみようかなという気持ちになっていたのです。
ただ実際にカジュアル面談や面接をしていくなかで改めて感じたのは、今の私は組織から出たい気持ちが強いこと。
このnoteにも書いたんだけど、面談すればするほど、今の自分は社会のためとか会社のために頑張る!というフェーズじゃないと感じました。
今は自分が実現したい働き方を追い求めたいという欲求が強いです。
これまでは「スカウトが来て興味を持ったら話を聞く」というスタンスできたけど、やはりまず週5正社員を辞めた方がいいんだろうなと思うに至りました。
ここまで腹落ちするまでに、丸2ヶ月かかりました。(要領が悪すぎる。笑)
というわけで、退職を決めてから2ヶ月目にやったことは、複数の会社と面談して「やっぱり会社員辞めよう」という決意を固めたことくらいです。
それだけかい!笑(面談する会社のことはちゃんと調べて仕事内容のイメージもしておこうと思うと、なかなか時間を奪われてしまい…もごもご)
でもまあ、まわり道をしたけど、ちゃんと吹っ切れるまでに必要なまわり道だった気もします。
3ヶ月目でやること(予定)
ここからは、実際の求人に応募していきます。
業務委託の求人は決まったらすぐ稼働!となるそうで、稼働開始の2ヶ月ほど前から求人が出るらしいです。
3ヶ月前の8月にエージェントさんに聞いてみたら「11月の案件はまだありません」と言われました。笑
ぼちぼち案件に応募しつつ、有給消化の日にエージェントとの面談や面接を入れていくつもりでいます。
これまではカジュアル面談ばかりだったので(しかもすべて辞退したし)ちゃんとした面接まで進んでいなくて、
落ちまくるのかなあと思うと、今からドキドキしています。笑
でもフリーランスになると決めてからの2ヶ月で「お仕事ありませんか?」ってダメ元で聞いてみるハードルがすごく下がりました。
最初は返事がもらえないだけで凹んでいたんだけど、だんだんとダメ元でアタックして、結果ダメでも、失うものは特にないと思えるようになりました。
営業もやったことない豆腐メンタルな私にとってはかなりの進化です。笑
次の2ヶ月ではどんな変化があるのかなあ?と、ドキドキしつつも楽しみです。
とりあえず以上です!
つらつらと書いてきましたが、以上、「退職を決めてから2ヶ月間の心の動きのまとめ」でした。
また残り2ヶ月での心境の変化や実際に応募していっての感想を記録していきますね。
よかったら読みに来てください〜!
今日も一日お疲れさまです。
【参考】フリーランスをやめて2年後の記事はこちら↓
やりたいことを仕事にするには?マニュアル 【らっこ編】(随時更新)
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