こんにちは。らっこです。
先日ふとお守りジュエリーが欲しいなと思って、一年以上ぶりにジュエリーを買いました。
ゲットしたのはヴァンドーム青山のシンプルなネックレスです。こちら。
公式サイトはこちら↓
ヴァンドーム青山は店舗はたくさんあるのでチラチラ見ていたし、いつもリサーチ対象に入れていました。
アラフォー世代にちょうどよい値段とデザインだなーと思っています(ヴァンドーム青山を選んだ理由は後述します)
ここ一年ちょっといろいろあって、感情のアップダウンが激しいときが多くて。Xでもよく沈んでいるところを晒しています。お恥ずかしい。
自分以外の要因で沈みがちな気持ちを「今」とか「自分」に集中させるために、いつも身につけられるお守りが欲しいなという気持ちになりました。
ある人は誰か大切な人からの手紙かもしれないし、リストバンドかもしれないし、万年筆かもしれないけど、私の場合、そういうときは決まってジュエリーです。
大切にしたいモノがあることで元気が出たり、気持ちを奮い立たせることができるなら、お守りってあった方がいいと思う。
お守りみたいな、デジタルで代替できない世界観のモノって、やっぱりあると思うんだよなあ。
今回は毎日身につけるジュエリーが欲しかったので、スキンジュエリー的なデザインのものにしようと。やっぱりネックレスかブレスレットかなあ…と思いつつ、ショッピングモールに向かいました。
事前に買うお店は決めていませんでした。ただ「今日、ビビッときたものを買う!」ということだけを決めていた状態です。
まずはどこのお店でじっくり見るかの選択をせねば!ということで、ジュエリーフロアにあるお店は全部見て回りました。
ざっくりお店の半数が、お店に近づいた瞬間に「これ新作で~可愛いですよね!」といきなり距離感を近づけてくるお店でした。
私はこのタイプのお店は大嫌いです。うるせえよ大人しく見させろ!と思うし、話しかけられた瞬間に離れるし、ハッキリ「見てるだけです」と言うこともあります。
もう半分のお店は、いきなり近づいて話しかけてもこないタイプ。でも遠くでそっと見守っていて、私が興味を持って顔をあげたちょうどよいタイミングで話しかけてくれる感じ。
「即話しかける接客」と「相手の様子を見ながら必要なときに話しかける接客」って、もしかしたら店舗マニュアルの差なのかもしれないけど、
私は受け手を優先してくれて、相手のタイミングて話しかけてくれるお店のほうに好感を抱きます。
この時点でお店の数が半分まで絞られたので、あとは気になるものを見ていく感じ。あとは「気になるものがあるかどうか」で見ていきます。
最終的にはアガットとヴァンドーム青山で悩むことになり、今回はシンプルで主張が激しくないジュエリーが欲しかったのでヴァンドーム青山を選びました。
アガットが悪かったとかでは全然なくて、あのクラシカルで少しひねりのあるデザインが欲しいのはまた別のときなんだろうなあと思った次第です。
お店を決めてからは、ヴァンドームで気になったものを10個ほど試着しました。リング、ブレスレット、ネックレスなどなど。
最後までリングと悩んだのですが、最終的には毎日つけられるシンプルなデザインのネックレスにしました。
バータイプというのか、ラインタイプというのか、よくわからんですが、このタイプのネックレスはまだ持っていなくて、いつか欲しいなーとずっと思っていたんです。
私の持っているネックレスはワンポイントのネックレスばかり。
一粒ダイヤとかクロスモチーフ、トンボモチーフのものを持っているんですが、ワンポイント同士の重ねづけだとこれ以上コーディネートが広がらない感じがあったんですよね。
ラインタイプのものがあると少し変化があって、コーディネートの幅が広がるかなと思いました。
とはいえ、ラインタイプにも大きく2種類あって。まっすぐタイプのものと、少しカーブしているものに分かれます。
まっすぐだとシャープな印象になるし、カーブだと柔らかい印象になります。私は「柔らかい人でありたい」と思っているので、カーブしているタイプを選びました。
さらにダイヤモンドの並び方にも種類あります。
ざっくり分けると、ダイヤモンドが目立つタイプと、金属の中にダイヤモンドが埋まった感じのデザイン。
ヴァンドーム青山の公式サイト、リュールコレクションから引用しています。
ダイヤモンドが目立つデザインは、エレガントできちんと感がある感じ。対照的に、金属の中に埋め込まれているデザインはカジュアルな印象になります。
私は断然カジュアル派なので、後者を選択しました。
ジュエリー選びって本当に完全に好みというか「どんな自分でありたいかと向き合う作業」だと思うなあ、しみじみ。
最後に大きさ選びです。リュールコレクションは石の大きさ(バー部分の長さ)違いでサイズが4つありました。
一番小さいものが8万ちょい。一番大きいものが27万ちょいです(めっちゃ違う・・)
私は一番小さいものを選びました。
遠目にみると、ダイヤモンド部分もチェーンネックレスとして見えるくらいの存在感です。
それくらいのほうが重ねづけがしやすそうだなーと思ったのと、軽いので毎日つけていても肩が凝らなさそうと思ったから。
正直アラフォー世代としては、ダイヤモンドはもう少し大きい方がよいのかもしれません。歳をとると存在感のあるネックレスが欲しくなるってよく聞くし。
でも5年後の自分がどう思ってるかなんてわからないから、今の自分の気持ちを大切にしたいと思って買いました。
もしかしたら5年後に「もっと大きいのにすればよかった」って思っているかもしれないなあと思いながら、それでもいいやって。
私はあまり未来への投資として背伸びジュエリーを買うことができないタイプで、今の自分にしっくりくるもののほうが落ち着くんです。
ここは本当に好みだと思う。背伸びアイテムを買う方がやる気が出るってタイプの人もいると思うし、人それぞれでいいと思う。
私がもし5年後にもっと大きいものが欲しくなったら「成長したんだなあ」と思うことにします。笑
早速クロスのネックレスと合わせてみたら、なんだかいい感じでした~!
華奢なデザインだから、モチーフの上にしてもいいし下にしてもよさそうです。いろんなバリエーションを楽しんでいきたいな。
以上!1年以上ぶりにジュエリーを買ったよ、の話でした。
ここから先は余談とか、買うときに迷ったものの話です。
このネックレスは8万ちょいなんですが、私にとってはネックレスで一番高いものとなりました。(それまでの最高は5万くらいだった)
今回のジュエリー選び、私にとってはすごい不思議な現象でした。
正直、ネットで買えば似たようなデザインのネックレスが4~5万円でも買えるとわかっていたんです。
なのに、わざわざ店舗に行って8万円出すというのが、わりと意味不明な行動だったなあと。
少なくともジュエリーに興味を持ち始めた5年前は絶対そんなことしなかった。当時の私は「いかにコスパよくジュエリーを買うか」が一番大事でした。
ブランドジュエリーなんてもってのほかで、ナゾの広告費なんぞ負担したくないし、あのブランドだ!ってわかるようなものは選びたくない。
なんだけど。あれから5年経って、少しずつ価値観が変わって、ブランドジュエリーも素敵だなと思うようになってきたし、「ジュエリーに対して払いたい金額」も変わってきたのかもしれません。
今回は「ジュエリーに8万円を払える自分になりたい」と思った気がします。
ちょうど少し前に誕生日があり、そのときには何も買えない自分がいました。欲しいものはあるんだけど、その分を稼ぐのが辛いなあと思ったんです。
フリーランスになったことで、会社員だったときよりも稼ぐ大変さをリアルに感じるようになって。自分へのご褒美みたいなものを買えなくなってしまったのでした。
ぶっちゃけ今の私には8万は大金です。
そしてこのネックレスは完全に衝動的に買ったもので、はっきり言ってただの浪費というか贅沢品です。なので、毎月の収入にプラスで8万稼ぐつもりで買いました。
今のままの自分だと8万を追加で稼ぐのは辛い。だからこそ「成長しようね」「きっとできるよ」って自分に約束したような感覚です。
会社員時代、いちばん精神的に暗黒期だったときには、自分に単行本1冊(1,600円くらい)を買うことすら無理になっていたことを考えると(思い返すとツライ・・)
そのときに比べれば自分に投資(浪費?)したりご褒美を買ってあげられるようになってきたかなあ。
まだまだフリーランスとしても、社会人としても、人間としてもヒヨコですが、地道に頑張っていきたいと思います。
・・・今のところ8万を追加で調達する目途はたっていませんが。これから考えます。笑
ちなみに今回買い物をしたのがクリスマスシーズンだったというのもあり、スノードーム付きの限定ボックスが選べました(+2,000円くらいだったかな)
あとは先着順でクマさんのブローチももらえました。可愛い。このブローチのコレクターさんがいるんだって。
ちなみに迷ったリングはこれでした↓
(公式サイトから画像を引用しています。画像をクリックすると公式サイトが見られます)
ずっと気になっているオレフィーチェさんのクレオリングと似てるんだけど、こちらはハーフタイプ。一周ぐるりとデザインがないタイプだから、リング直しがしやすいんです。
素敵だったけど、リングはいろいろと持っているからなあ、となんとなく決め手に欠けて。まだ持っていなかったネックレスにしました。
店員さんにお話を伺っていたら、ヴァンドームの一番人気はキャトルのネックレスとのこと。(私が選んだリュールコレクションは2番目に人気だそうです)
キャトルが一番人気なのは、やはりなーという感じ。
去年、一粒ダイヤのネックレスを探していたときに、キャトルのデザインの美しさに目を引かれたんですよね。
同じような4本爪で留めているタイプのネックレスは世の中に無数にあるんだけど、ほんとに爪の留め方の絶妙なバランスが綺麗だと思いました。
どこがどう違うのかはうまく言葉にできないんだけど、たぶん0.01mmとかの世界のバランスなんじゃないかなあ。
そのときは覆輪タイプの一粒ネックレスが欲しかったのでオレフィーチェさんのメゾにしたんですけど、もしこれから4本爪留めタイプのダイヤネックレスを買うならキャトルがいいなあと思っています。
ここからさらに余談です。
私は仕事でジュエリーを売っていた時代に、商品プレゼン資料とか商品の説明文をよく書いていたんですね。
そのときに「お守りに」っていう言葉をよく使っていたんだけど、改めて自分がお守りを探してみると、お守りになるっていうのは人から言われる言葉じゃないのかなーって思ったりしました。
どんなモチーフだったらお守りになるかって、ほんとに人それぞれだし。押し付けるようなものでもないなあと。ちょっと反省しました。
たとえば『星の王子さま』の本が好きな人が、星というモチーフに漠然とした親近感を持っていたとして。お守りが欲しいなーと思ったときに星モチーフの何かを買ったり。
あるいは、ロールモデルとして憧れていた人が身につけていたジュエリーをずっと覚えてて、同じくらいの年齢になったときに思い出して買ってみるとか。
なんかそういう感じなんだろうなあ、というようなことを思ったりしていました。
以上、なんだかまとまりないですが、38歳の秋、フリーランス1周年を記念して(?)少し奮発してお守りジュエリーを買ったよ、という話でした。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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