こんにちは。らっこです。
10月26日に発売されたWarisの田中美和さんの本を読んで、学びが多かったのでブログにまとめますー!
こちらの本です。
著者の田中さんは編集者、フリーランスを経て、今は経営者です。さまざまな立場を経験されているからこその言葉に、学びがたくさんでした。
読み終わった後、悩んでいる自分の背中を押してもらった気持ちになりました。
田中さんが共同代表を務めるWarisさんは、いわゆる案件紹介エージェントです。
私もフリーランス案件探しをするときに使っています。(過去の記事にもチラリと書いてあります)
本書によれば、これまで田中さんが調査や取材で関わってきた人のうち、約6割は「自分に自信が持てない」「自分なんてたいしたことない」と思っているんだとか。
私のことか・・?
でも実際は、気づいていないだけでどんな人にも強みはあるし、なんなら働いていなくても強みは磨かれているもの。
そういう言葉がたくさんで、すごく救われたし勇気をいただきました。
何度も読み返したいなと思ってしるしをつけたのがこの箇所。ちょっと引用させてもらいますね。
人生は一日一日、一瞬一瞬の積み重ねです。心地いい時間楽しい瞬間を重ねていきましょう。
仕事を選ぶ理由、働く理由は一人ひとり違っていていいのです。
時間の使い方で人生は決まります。あなたはどんな人生を送りたいですか?
自分らしい理由、自分なりの働く理由をぜひ考えてみましょう。
Live My Life 自分らしく働くための 39のヒント
そうだよなあ。時間の使い方で人生が決まるんだよなあ。
クヨクヨと迷っている間にひとつでも何かを進めたらいいのに、毎日まいにち迷ったり悩んだりし続けている私ですが。。
ときどき読み返して勇気をもらいたいと思います。
この記事では、私的に印象に残った言葉を3つ紹介しつつ、これからどうしていこうと思ったかをまとめておきたいと思います!
学ばない人がまだまだ多いからこそ、学び続けることが仕事獲得につながりやすくなる
最初はこれ。
学ばない人がまだまだ多いからこそ、学び続けることが仕事獲得につながりやすくなる!です。
Xの民や日々私のツイートを読んでくださっている人は、学ぶの好きな人が多いのではないかと勝手に思っているのですが・・
世界最大級のオンライン学習プラットフォームのUdemy(の国内事業を担うベネッセ)の調査によると、なんと日本の社会人の40%が「学んでいない層」らしいです。
それに対して「社会人になっても学んでいる層」が34.5%なんだとか。
残りはこれから学びたい、学ぶのに疲れた層が半々くらい。
「学んでいる層」は2022年に比べると少し増えてきているみたい。リスキリングブーム(?)の影響なのかな。
「学んでいる層」が34.5%という数字・・・どう思います?
私は「思ったより高いな」という印象でした。
これがUdemyの調査なことを考慮すると、母数が意識高い人達な可能性もあるのでは?と思っていて、実態はもっと少ないんじゃないかなあと。
「社会人になっても学び続けている人なんて、10%いるかどうかなのでは?」というのが肌感覚です。
でもこれは裏を返すと、学ばない人が多いからこそ、学ぶ人にはチャンスが来やすいってことでもあります。
最近よく聞く「DX人材」とか、デジタル系の領域の人材はこれからも需要あると思います。
再就職とかでリスキリングを目指すならデジタル分野一択だと思う。私はね。
でも、いくら需要があるとはいっても、ですよ。
これまでデジタル領域のお仕事をしていない人にとっては、新しく学ぶのってまあまあ大変じゃないですか。
働きながら学ぶのは大変です。子どもがいたりしたら、なおさらです。
でもそこで大変でも学ぶ人と学ばない人の差は、時間が経てば経つほどにすごく大きくなっていくはず。
今は多摩川くらいの差かもしれないけど、アマゾン川くらいの差になるんじゃないかな。しらんけど(急に川でたとえてみた)
変化の大きな時代には、学び続けて自分をアップデートしていける人が生き残る。
私はそう確信しています。
だから学び続けるし、変わり続けていこうと思っています。
でもね。
普段はそう思えていても、うまくいかないことが重なったり疲れたりしているときには「今さら学んで意味あるのだろうか」って自信がなくなるときもあって。
すべてを投げ出して逃げたい衝動に駆られるときもたまにあるんです(メンタル弱すぎる。笑)
そんなときにはこの言葉を思い返したいなあ、と思っています。本に付箋をつけたよ。
続いてはこれ。
ストックを増やすためにまずはいろいろやってみる
これは「なるほど~」とうなった言葉でした。
冷蔵庫が空っぽだと料理のプロでも何もつくれない。だから『冷蔵庫の中身』を増やすためにまずはいろいろやってみる
これはですね、とあるキャリアカウンセラーの方が「自分が何に向いているのかわからない」という相談者さんにアドバイスした内容らしいです。
めっちゃ沁みました。
「やりたいこと」がわからないときには、悶々と考えるのをやめる。
まずは目の前の「やらなきゃいけないこと」「できること」に集中する。
そうやって少しずつ「冷蔵庫の中身」を増やしてストックしていく。
ストックを増やす時期を過ごしながら、少しずつ自分のやりたいことを見つけていく。
私はフリーランスになってから、ずっと、四六時中、文字通り365日「私は何者なんだろう」とか「私は何がやりたいんだろう」と悩んでいます。
今も悩んでいます。現在進行形です。
自分に何が向いているかわからないし、目標に向かって邁進しているように見える人を見るとめっちゃ焦る。
私にはそんなにまっすぐに一心不乱に突き進めるものがない。
いつもふらふらしている。これでいいのだろうか・・
みたいな感じ。
まあ、でも今はフリーランスになってまだ1年なわけで、そんなすぐに方向性って見えないよね。とも思います。
この本の言葉の通り、今は自分に材料やレシピを増やしていっている最中なんだと考えると、少し気持ちが落ち着きます。
あと2、3年はストックを増やしていく時期ととらえて、焦りすぎず、目の前のことにひとつずつ取り組んでいこうと思えました。
最後の3つめ。これは一番ジーンとした言葉。
打席に立っている自分を信じるのが大事
これは、今の私に、まさに必要な言葉でした。
最近やらせてもらっている案件で、「この案件に関わるのが自分でいいのだろうか」「この働きでいいのだろうか」って不安なことが続いていたんです。
もちろん全力でやっているんだけど、不安なんです。
業務委託だし、取引先からはひとりのプロとしての仕事を求められるわけで。
会社員時代のように上司もいない。
イマイチな働きをしていたら、切られるだけ。「君、イマイチだよ」なんて、教えてもらえないわけ。
だからめっちゃ不安なんです。常に不安。プレッシャーを感じるし、胃も痛い。
でもそんなふうに悩んでいたときにこの本に出会って、本当に救われました。
打席に立っている自分を信じよう。能力よりも結局は「やりたいかどうか」
自分より優秀な人は世の中にたくさんいるし、自分以上に結果を出せる人もいるかもしれない。
でも、今この瞬間に、打席に立っているのは自分ただ一人。
そんな機会をもらえていることにただただ感謝して、全力でバットを振っていけばいいだけ。
野球をやっている自分の息子には「振らないと当たらないよ」って言っているくせに。
親の私が不安に負けてどうするー!っていう感じです。
これからも、怖くても、失敗しても、打席に立って振り続けようと思います。
以上、本を読んで印象に残った言葉と学びのまとめでした。
なんかすごい精神論みたいな話になってしまったかもですが・・
フリーランスに必要なのは精神論なのかもしれん、と思う今日この頃です。
ここまでお読みくださってありがとうございます。
書籍はこちら。ご興味あれば~
注意点として「今めちゃめちゃ凹んでいて、もう頑張る気力が1ミリもない」「疲れ果てていて病院に行く寸前かも」って人にはオススメしません。
書籍のなかには5人ほどの実例も入っていますが、皆さんそれぞれ努力されていて「ふつーにスゴイ」「そりゃキャリア積んでいけるわ」と思うような人々なので、他人と比較して凹みそうなメンタルの人は避けておいた方がいいかも(伝わるかなこの感じ)
「今ちょっと自分の市場価値に自信がない」から「強みに気づきたい!」「他の人の言葉によって勇気を出したい!」という人にはすごく良い本だと思います。私は元気をもらえました。
以上、ご参考まで~
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