週末は図書館で絵本を読む。

絵本
記事の中にPRを含む場合がありますが、らっこが自分で買ったもの、良いと思ったものを紹介しています。

こんにちは。らっこです。

最近の週末は、元気があれば図書館に行って過ごしています。

(図書館が徒歩圏にないので、電車で移動します。なので元気が必要)

往復の時間も含めると4時間コース。ちょっと遠いのよね。

でも、そのぶん駅近くでパンなどを買って公園で食べたりすれば、ちょっとしたおでかけになるのがいいなあと思ってます。

図書館って無料で本が読めて時間もつぶせるから、好き。

住んでいるエリアが子どもが多い地域なのもあり、図書館の児童書コーナーが充実しています。

私が図書館へのおでかけが気に入っているのは、子どもと向き合う時間と、自分のしたいことをする時間の両方が叶うこと。

お恥ずかしいのですが、家にいるとついつい家事をしてしまって。ゆっくり子どもに向き合えなくなりがちです。

そんな私にとっての子どもと向き合う一番手っ取り早い方法が、子どもと外に出かけるなのです。

外に出ている間は料理も洗濯も掃除もできないので、必然的に子どもと向き合うことになります。

でも、ここでもまた葛藤があって。

子どもと遊んでいたら、あっという間に一日が終わってしまった!ってなると、それはそれで、なんか焦るんです。

私みたいな人間には図書館ってちょうどいいなって思ってます。

図書館だったら、子どもと向き合えるだけでなく、自分のための本も借りられるし。

子どもに読みたい本を選んでもらい、心ゆくまで読んであげる。

帰るときに、さっと自分の気になる本も借りてみる。

そうすると「子どもと遊んでいて終わった日」にはならないのです。

図書館のそんなところが気に入っています。

子どもが生まれてからの10年、絵本を読みながらつくづく思うのは、絵本の文章はクオリティが高いなということ。

短い文章でしっかり物語を伝えているのに、音がリズミカルで読みやすい。

子どもに声かけする言葉のヒントにもなります。

絵本、すごくね?って思ってます。

そういえば、少し前に『スイミー』と『はらぺこあおむし』の英語版を買いました。

で、英語と日本語を読み比べてみたら、日本語って本当にきれいだなあって思いました。

突然ですけど『はらぺこあおむし』の英語版のタイトル、知ってますか?

『THE VERY HUNGRY CATERPILLAR』です。

ザ・ベリー・ハングリー・キャタピラーですよ。

いや、たしかに、うん…

わかるけどさ…(←??)

日本語の『はらぺこあおむし』が持ってるかわいい響きはどこにいったのよ???

土曜日に食べ過ぎた後の「そのばん あおむしは、 おなかが いたくて なきました」のところなんて、

英語にすると「That night he had a stomachache!」なんです。

ヒー・ハド・ア・ストマクエイク…

うん、たしかに、そうなんだけど…

なーんか、味気なさすぎんか…??

いや、逆かな。もともと英語の絵本を日本語に翻訳したわけだから。翻訳するときの感性がめちゃ素敵ってことか。

このあたりの日本語と英語の対比とか、そこから感じる日本語の素敵さについては別で書きたいと思うけれども。

なんかさ、円安も止まらないし、日本って落ちぶれていってるのかなと思うと切ないし、世界で生き抜いていく力を身に着けなきゃなとは思うけどさ。

絵本を読んでいると、私はやっぱり日本語がすごい好きだなって思うんです。

この繊細で美しい日本語を母国語として話す人に生まれてよかったなって思います。

『ザ・ベリー・ハングリー・キャタピラー』と『はらぺこあおむし』の差を味わえる感性を持てていることが、なんだか嬉しい。

絵本の文章って、ほんとに少ない単語で書かれているからこそ、無駄な要素がそぎ落とされていて。本当にきれい。

そんな絵本のよさに大人になってから気づきました。

「絵本っていいな」と思い始めてから、子どもといろんな絵本を読むことがさらに楽しくなってきました。

(そういえば、私、大学の卒論テーマが絵本だったと思い出した)

将来、絵本カフェとか、図書館みたいなの開きたいなあ。

近くの子ども達がいつでも来て好きなだけ本を読んでいいよーって感じの場所。

で、たまに読み聞かせとかもしたり。外国語と日本語の差にも触れたり。そういう場所を作れたらいいな。

そんなことを妄想する今日この頃です。

というわけで、今日も一日お疲れさまでした。

今週末も図書館に行ってきたいと思います!

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