こんにちは。らっこです。
新年の初noteに息子の抱負を聞いて泣いた話を書きました。
note記事はこちら↓
自分の抱負を口に出すのってすごい大事だよね。
もちろん、思っているだけで口に出さないことが悪いと言ってるわけではないですよ。
でも私は自分に甘いので、宣言しないと後回しにしがち。なので、抱負はできるだけ口に出したいと思っています。
フリーランスになってからは特に想いを口に出すと仕事につながるというのをここ数年でひしひしと感じています。
それに、他の人が応援していてくれると思えること自体がパワーになるんだよね。
そんなわけで、我が家は去年から、家族で目標設定をして、家族で振り返る時間を取るようにしています。
この年末年始で2024年の振り返りと2025年の目標設定をやりました。
やっていることは超シンプル。流れはこんな感じです。
目標を設定する
夫、私、息子それぞれ、
1年の目標を紙に書き出す
その目標を実現するためにやることを書き出す
これだけ。
書いたら家族の前で発表します。
それぞれの目標の中身については意見しないのが暗黙のルールです。
「その目標、微妙じゃない?」とか「それより先にやることあるんじゃないの?」とかは言わないってことです。
でも「なんでそれをやりたいのか」「どうやってやっていくのか」など実現に向けた前向きな質問はOK。
目標はリビングの壁の目立つところに貼ります。
1年間ずっと見返すので、ペンでカラフルにしたりシールを貼ったりすると、ちょっとテンションがあがるのでオススメです。
目標の振り返りをする
目標を決めたら、1~2ヶ月おきくらいで進捗報告をします。
振り返りのときには、A4のコピー用紙に以下の3つを書きます。
この期間は何点だったか
よかったこと3つ
反省点3つ
フォーマットはないです。でもせっかくだからフォーマットを作ってもいいかなと思ったりもしています。Canvaで作ろうかな。
振り返り内容の発表のときに意識しているのは、家族みんながお互いを応援し合うような雰囲気にすること。
なので、ひとりが話し終わったらみんなで拍手して労います。
やろうとしていたことができてなくても責めたりしません。
その代わりに質問タイムで気になることを質問します。
たとえば、私の目標が「勉強する」で「時間が取れなくて勉強できなかった」と報告したとしたら…
家族から「時間がなくてできなかったのなら、来月以降はどうやって実現していくつもりなのか」など、スルドイ質問がきたりします。笑
「がんばります」では来月もできないかもしれないからね、どうやって時間を生み出すのかもセットで考える必要があります。
意志の力だけで乗り切ろうとしている感じが見えたら、意識的に周りの人が質問して考えさせるよう促します。
振り返りのタイミング
息子はスポーツをやっているので、土日祝は基本ずっと練習なんです。
なかなか振り返りのタイミングはありません。宿題とかドリルもあるしね。
なので、振り返りは雨で練習が中止になったり、たまたま練習が早く終わった日などにするようにしています。
雨が降った日は「今日は振り返りできそうだね」みたいな雰囲気になります。
家族での目標共有&振り返りのメリット
家族でやることには、いくつか明確なメリットがあると思っています。
家族それぞれの関心事がわかる
夫との会話ってタスク中心になりがちじゃないですか?(うちだけ?)
「来週、出張が入った」とか「来月の〇日は保育園の発表会だからね」とか「洗剤が切れてるから買っておいて」とか。
相手がこれからの人生でなにをしていきたいかとか、どんなことに興味があるのかって、なかなか話す機会がないんです。
そこで目標設定と振り返りを家族イベントにしてしまうことにしました。そうすると強制的に話し合う時間が取れるんです。これが一つ目のメリット。
息子の言語化の訓練と目標管理の教育になる
息子への教育メリットもあると思ってます。まずは言語化の訓練。
「自分がなにを達成したいのか」「それに向けてなにをやっていくのかを考えることや、
振り返りの際に「なぜできなかったのか」「なぜできたのか」「これからどうしていきたいのか」を言葉にすることはとても大切な言語化の訓練だと思っています。
目標を立てて、それを実現するためにはなにをするのかを考え、振り返っていくことで目標管理の練習にもなります。
いずれは自分で目標を立てて自分で管理していってもらいたいですが、練習もせずにいきなりやれと言われてできるものでもないでしょう。
なので「家族みんなでやる」ことで、徐々に慣らしていこうとしているんです。
お互いから学び合える
家族みんなでやることで、学び合えるメリットもあります。
誰かが話していることにヒントをもらって振り返り項目を書き足したり、他の人のいいところを真似してみようとしてみたり。
ひとりで考えて書くタイプの内省も私は好きでよくやりますが、人に話しているときに気づくことも多々あります。
先日2025年の目標設定をやったときも、夫が話しているのを聞いて息子がなにかを思いついたようで、何度か書き足していました。
「そうそう、そういうのがいいんだよね〜」と、息子の姿を見ながら思いました。
以上、家族で目標設定&振り返りをすることのメリットでした。
家族の反応
振り返りに対しての家族の反応はというと…
夫はけっこう楽しみにしています。いつも終わると「いやー、いい時間だった!」と嬉しそうな顔をしてます。
息子は目標を高くしがちで、いつも達成できていないので、「振り返りの時間か〜」ってちょっとけだるそうです。笑
でも終わる頃にはスッキリした顔になっているので、なんだかんだよい機会にはなっていることを願っています。
家族で書く内省ノート
ちなみに我が家は目標の振り返り以外にも、家族で内省する時間を大切にしています。
去年から家族で書いているのが、谷川俊太郎さんの『すき好きノート』。
右から読むと、ひらがなの質問がある子ども向けのページ。左から読むと大人向けののページになっています。
我が家は2冊買ってあって、1冊は夫と息子、もう1冊は娘と私で書いています。
子ども向けのページには「すきなたべものはなに?」とか、大人向けのページには「好きな俳優は誰?」とか、25個ずつ質問が書いてあります。
テレビを本当に見ないので「好きな俳優…?」って固まりました。笑
書いているときも楽しいけど、書き終わると家族の思い出になるのでいいな~と思っています。
2025年の私の目標
ちなみに、2025年の私の目標は「文章を書くことをがんばる」です。
フリーランスとして、文章に対してお仕事や対価をいただけることを目指します。
ライティングの勉強をしっかりしたわけではなく、我流の独学でブログを20年くらい書いてきたくらいしかないのですが、
私らしい言葉、私の感性のようなものに価値をつけられるよう、今年はじっくり向き合いたいと思います。
目標を胸に、息子に負けぬようがんばります!
今年も1年、走っていきましょう~
冒頭で紹介したnoteはこちら↓
「言語化」についての記事はこちら
「内省」についての記事はこちら