こんにちは。らっこです。
凹んだ日に読む本の紹介です。
『「これでいい」と心から思える生き方』という本。
著者は野口嘉則さん。
「自己受容」「自己実現」「家族関係」の専門家かつプロコーチ、心理カウンセラーでもあります。
ミリオンセラーになった野口さんの著書『鏡の法則』は、京セラ名誉会長の稲森和夫氏の推薦本。
この本は私が30代前半のとき「幸せってなんだろう」と考えていた時代にいろいろ読み漁った本の中の一冊です。
元気なときは必要ない本なんですけど、私は数ヶ月に一回、突然どん底に落ちる瞬間があり。
どん凹みしたときに本棚から引っ張りだして読んでいます。笑
あまりに底まで凹んでしまうと、メンタルを回復させるのにちょっと時間がかかるんですよね。
そういうときはメンタルケア系のらっこ選書の中の本をいろいろ読み、ダバダバと泣いてデトックスしていきます。
涙を流すと、別に状況は何も変わっていなくても、気持ちがスッキリしてくるから不思議です。
この本の冒頭部分、いくつか線を引いている箇所を引用してみます。
本書で提案するのは、悩みや迷いを抱えていても、思いどおりにならないことがあっても、辛いことや悲しいことがあっても、どんなときも自分の人生を「これでいい」と受け入れて、今この瞬間を自分らしく輝いて生きる生き方です。
人は自分のことを大切にできるようになってはじめて、相手のことを”無理なく自然に”尊重できるようになるのです。
「自分を大切にしていいんだよ」「まず自分の気持ちを優先していいんだよ」というアロワー(注)をくり返し自分に与えていくことで、「相手を喜ばせろ」というドライバーもやがてゆるんできます。
(注)アロワー:自分に与えるゆるしのメッセージのこと
私の場合、メンタルがダウンするケースの多くは「自己犠牲的に振る舞ってしまって心が無理している」ときに起こります。
なんでこんなに自分を犠牲にしているのに報われないんだろう?
とか、
あの人はあんなに周りのことを考えない振る舞いをしてズルい!むかつく!
とか、
誰も私のことなんてわかってくれないんだ!私は孤独だ!
みたいな負の感情がぐるぐると渦巻きます。
この本の中にも書いてあるのですが、小さい頃から「いい子」だった子は、大人になっても周りの目を気にしやすいという傾向があるそう。
私も無意識のうちに、人からの評価を気にしてしまいがちです(気を付けているつもりなんだけど、疲れているときはうまくできない。。)
なので、自分を大切にすることの大切さを諭してくれる本を意識的に読んで、心を癒します。
「ちょっと心が疲れたな」「自を大切にできるようになりたいな」というときのヒントに読んでみてくださいませ。
文字が大きくてすらすらと読みやすいです。疲れてるときはこれくらいの文章が頭に入りやすい気がする。
ちなみに目次はこんな感じです。
※Amazonの書籍内容の紹介ページより引用してます。
プロローグ 「自分づくり」の旅を始めましょう
第一章 心の安全基地を確立する
目標を達成しても心が満たされないのはなぜか
自分に与える許しのメッセージ
子どものころに決めたことの影響力
「イヤ」を大切にすると「喜び」が育まれる
心の中に安心できるスペースを確保するために
アサーティブに「ノー」を言うと自尊心が育つ
健康な家族は夫婦間や親子間にも境界線がある
自分を守るためのルール
相手の問題は相手に返す
第二章 選択する力を養う
なぜ宮沢賢治は罪悪感に苦しんだのか
ひきこもりの中で目覚めた夏目漱石
「自分に由る」ことで創造性や独自性が育つ
生きる力をどのように育むか
自分を縛っているものの正体
個性はどこで失われるか
人は葛藤を通して成熟する
ものごとを「正しいか間違いか」で考えない
自由を獲得するための三段の変化
孤独を楽しめる人は幸せな恋愛ができる
一人でいられる能力の高め方
第三章 地に足をつけて新生する
「自分は何者なのか」を決めるもの
葛藤と選択によってアイデンティティは確立される
体験によって自分が見えてくる
目の前のことにコツコツ取り組めない人たち
思いどおりにならないことへの耐性
万能感の落とし穴
心理的に大人になるための通過儀礼
求められる父性
家族が健全に機能しているかどうかを判断する基準
母性のプラス面とマイナス面
子どもへの執着心を手放せた父親
蓮(はす)の花は泥水の中で咲く
第四章 自己受容を深める
自分を肯定できなくても大丈夫
弱さこそが宝になる
自己受容の訓練法
感情とのつきあい方
自分の中の怒りに対処する方法
「悲哀の仕事」によって喪失の悲しみから立ち直る
常にポジティブであろうとすることの危険性
悲哀のメロディーが共感能力を育む
自立のためには依存も必要
「健康的な依存」の四つの要素
心の自立度を高める方法
第五章 人生を最高の物語にする
エンディングを意識することで今が輝く
人が真価を発揮できるとき
わからないことの豊かさ
ものごとの両面性に気づく
八方ふさがりになったときは
起きたことの深い意味は後で見えてくる
「悪い結果」という思い込み
不完全でいい、未熟でいい、愚かでいい
起きるべくして起きるシンクロニシティ
今回紹介した本はこちら。
以上、ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
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